〈ママ大喜び!〉パパが育休中にやるべき5つのこと

家族のためにパパが出来る事
家族のためにパパが出来る事男性育休

育休を取れそうだけど、具体的に何をしたらいいんだろう・・・
育休に入ったけど、毎日がなんとなく過ぎてしまっている・・

そんな風に悩んでいる人はいませんか。
家にいる生活が急に始まると、何をしたらいいかわからなくなりますよね。

この記事では、僕が育休中にやって家族に喜ばれたことを5つ紹介します。

育休はいつかは終わりますし、赤ちゃんもどんどん成長していきます。
家族みんなが笑顔になれるように、限られた育休期間で何をすべきか知っておきましょう!

1.体験レポ!役所での手続き

赤ちゃんが生まれたら、パパの最初の仕事は役所での手続きです。
出生届の提出は赤ちゃんが生まれて、14日以内に行わなくてはなりません。

ママは産後は体力が落ちて簡単に外出できないので、ぜひパパが行きましょう。

僕が実際に役所で行った手続きの流れと持ち物を紹介します。
当日の混雑状況にもよりますが、僕の住んでいる自治体では、1~2時間で終わりました。

①持ち物

・出生届、出生証明書
 A3サイズの用紙で、出産した病院などでもらえます。
 左側が出生届け、右側が出生証明書になっています。
・印鑑
 訂正などがあった場合必要になりますので、念のため持っていきましょう。
・母子手帳
 別冊のとじ込みはがき(子ども医療・出生報告)を記載しておきましょう。
 書き方がわからないところなどは、窓口で質問しながら書いても大丈夫です。
・子どもが加入する予定の健康保険証
・申請に行く人の身分証明書
 運転免許証を持っていきました。

②手続きの流れ

( )内は提出先です。


1:出生届けを出す。(市民課)
→待ち時間が長いので、受付したらほかの手続きをすませます。
2:児童手当申請(民生子ども課)
3:出生報告、新生児等家庭訪問の手続き(保健センター)
→母子手帳別冊の綴じ込みはがき(出生報告)に必要事項を記載し、提出します。
 「新生児等家庭訪問」(※)の説明を聞きます。
 そのほか、「実家は近いか」など育児をする環境についていろいろ質問されました。
 ※赤ちゃんが生後4か月になるころまでに、助産師さんや薬剤師さんが自宅にやってきます。
  育児の相談などにのってくれます。
4:子ども医療証の受け取り(保険年金課)
→子どもが加入する予定の健康保険証を見せます。

基本の流れは以上です。
窓口で職員さんが案内してくれるので、流れに従ってすすめばOKです。ほかにも国民健康保険に加入している方などは追加の手続きもありますが、その都度案内してくれますので心配しなくても大丈夫です。

2.とにかく家事!~得意なことからはじめよう~

まずは家事を率先してやりましょう。
赤ちゃんのお世話じゃないの?と思うかもしれませんが、僕は家事をおすすめします。

理由は、それが何よりのママが回復するサポートになるからです。
産後、弱った身体でママが家事をするのは大変です。
掃除、洗濯、料理、買い物・・・思えば家事って結構力仕事だったり、立ち仕事だったりします。

今まで家事にあまりかかわってこなかった人も、ぜひがんばってみましょう。
僕のおすすめは何か一つ自分の得意なものを、責任を持ってやること。
僕は料理なら比較的得意だったので、毎日家族のごはんを作り続けました。最初はきつかったけど、だんだんレパートリーも増えました。慣れてくると、料理のための買い出しも自分で行こう、食器を洗ったついでに汚してしまったキッチンも少し掃除してみようか・・・といった感じで少しずつほかの家事も興味を持てるようになりました。

そして、365日休みのない家事の大変さを実感しました。
今まで、奥さんがやってくれていた家事のありがたみを全身で感じました。

3.子どものお世話

①赤ちゃんのお世話

せっかく取った育休ですので、もちろん赤ちゃんのお世話もしましょう。
赤ちゃんの世話って何をやったらいいの・・・?だっこってどうやるの・・・?
など、最初はわからにことも多いと思います。

具体的には、授乳/ミルク(哺乳瓶洗って除菌)、おむつ替え、お風呂、だっこ、寝かしつけ。
これが基本のセットです。(新生児の場合です)

どうやってやればいいかわからないときは、まずはママを見てやり方をまねするといいと思います。
ママは出産後、病院で赤ちゃんとの生活をすでスタートさせています。わからないことは素直に聞いて、ママとコミュニケーションをとりましょう。

②上の子のお世話


第二子以降の場合は、上の子の世話がありますね。
パパの腕のみせどころだと僕は勝手に考え、「脱!ママっこ」を目標に頑張りました。

外遊び、保育園送迎


特に、保育園の送迎や公園など外出は、パパが担当できるといいと思います。
ママは、産後で体力が戻っていないことが多く、子どもを連れて出かけるのは大変です。
外で思いっきり遊ばせて、家に帰ってからはぐっすり寝る。そんな生活習慣を目指しました。

お風呂


子どもをお風呂にいれるのも意外と重労働です。イヤイヤ言っている子どもを風呂に連れていき、体や髪を洗う。風呂からあがった後も、湯冷めしないよう服をきちんと着せて保湿して、髪を乾かして・・・
大変ですけど、大変だからこそパパがやるんです!
パパ流の風呂に慣れてくると、「お風呂はパパと入る」と子どもが言ってくれるようになりました。
最初苦戦しただけに、本当にうれしかったです。

4.部屋のレイアウト変更

赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんの生活スペースを作る必要があります。

最初は、あおむけで寝ているだけなので赤ちゃんの生活スペースは、座布団1枚分のスペースで足ります。でも、寝返り→ズリバイ→ハイハイ→つかまり立ちなど成長するにつれて赤ちゃんの行動範囲は広がっていきます。それに合わせて、部屋の模様替えをしていく必要があるんです。

例えば、ズリバイし始めるとゴミ箱などに手が届くようになってしまいます。
また、ハイハイが上手になってくると、勢いよく突進していくので家具の角で、頭をぶつけないか心配になります。

赤ちゃんが安全に過ごせるよう、テーブルの位置を変えたり、クッションを置いたりして部屋のレイアウトを変更しました。

また、うちでは、ベビーゲートを設置しました。赤ちゃんのスペースを囲ったり、逆に触ってほしくない家具を囲い、赤ちゃんの手に届かないようにしました。

赤ちゃんの成長は早く、3か月に1度は家具のレイアウトやベビーゲートの配置を変更していたように思います。赤ちゃんの成長スピードに負けないよう、親が対応していかなくてはなりません。
しかも、家具を動かすのって力仕事ですよね。
ママと相談しながらレイアウトを決め、赤ちゃんが違う部屋で寝ている間に、急いで家具を移動させました。

5.お出かけ

①近所で散歩

生まれて1か月くらいしたら、散歩をはじめました。最初は天候がよい日に、短時間だけ。

もちろんママも一緒に散歩してもよいですが、パパが、赤ちゃんと二人で散歩するのも楽しいですよ。
散歩している間に、ママは自分の時間ができます。
パパにとっても、家事から離れていい気分転換になります。育休でなければ仕事をしているはずの平日の昼間に、のんびり歩いていると普段とは違う景色がみられて、自分の価値観もかわっていきました。

②旅行、思い出づくり

せっかく育休をとったし、出かけたい!その気持ちよくわかります。
僕は、子どもが生まれたら一緒に動物園に行くのが夢だったので第一子、第二子ともに育休中に連れて行きました!

計画を立てるときのポイントは、
①ママの体調がよいか
②子どもの成長にあった外出か

です。

何度も言いますが、産後の体力回復って思ったより時間がかかるみたいです。
「1か月たったから、もういいだろう」など自分だけで考えず、ママにこのプランで大丈夫そうか確認しましょう。

赤ちゃんの成長具合も、大切なポイントです。
首がすわっていないのに、車で長時間移動することは避けたほうがいいですし、暑い日に屋外に長時間いることもやめた方がいいです。赤ちゃんが快適に過ごせる範囲での外出にしましょう。

例えば、僕が動物園に行くとき注意したことは
・気候の良い日に行く
・外出時間は、2時間程度にする
・日差しが強い時は帽子をかぶらせる
・授乳のタイミングをママと相談する
・事前に駐車場や園内の地図を確認する
・着替えやタオルを持っていく

などなど、大人だけででかける場合の何倍も準備していきました。
たった2時間のために、前日から準備するなんて普段の僕なら信じられないことです!
でも、赤ちゃんもママも快適に行くことができて、すごく喜んでくれたし僕も赤ちゃん連れの外出に自信がつきました。

6.余力があれば将来について考えよう

長期の育休を取る方には、将来について考えることもおすすめです。

5年後、10年後、家族はどんな生活をしているだろう・・・
育休をとると、こんなふうに将来について考えることが増えました。

家計、仕事、健康などについて考え、僕が始めたことはこちらです。

  • 保険の見直し:自分に万が一のことがあっても家族が困らないように。
  • 株式投資:趣味の範囲でやっていましたが、改めて勉強し目標をもって取り組むようになりました。
  • 引っ越し準備:今住んでいる家では将来的に手狭になることを考え、引っ越し先を検討し始めました。
  • 家計の見直し:普段の買い出しやサブスクなど、月々の支出で節約できるものがないか見直しました。

長期的なビジョンを持って、将来について考えることができました。毎日仕事していると将来のことを考えるのはつい後回しになってしまいがちですが、育休中に家族中心の生活をすることで、落ち着いて将来のことを考えられました。


まとめ

パパが育休中にやるべきことをまとめると
1役所での手続き
2家事
3子どもの世話
4部屋のレイアウト変更
5お出かけ
6将来について考える(長期で育休をとる人向け)

せっかく育休をとったのだから!と、いろんな予定を詰め込みたくなるのですが日常を整えることが大切です。無理は禁物です。
毎日の生活が落ち着いてくれば、ゆとりも生まれて自然と笑顔が増えます。何かやった時にママと赤ちゃんに喜んでもらえると、達成感がありますよ。

目指せパパっ子! パパと娘の育休ライフ