赤ちゃんの世話の中でも、ぜひパパに担当してほしいものがお風呂です!パパが赤ちゃんのお風呂を担当するといいことがたくさんあります。
この記事では、パパが沐浴を担当すべき理由と、僕が実際に使用したおすすめグッズなどを紹介します。
沐浴を不安に思っているパパもいるかと思いますが、お風呂タイムは慣れれば思い出あふれる時間になります。ぜひ挑戦してみましょう。
1.パパが沐浴を担当するべき理由4つ
1-1 赤ちゃんをお風呂にいれるのって意外と力仕事
生まれてすぐの赤ちゃんはベビーバスなどを使って沐浴をしますが、これが意外と力仕事なんです。身体にかかる負担を考えると、産後間もないママよりもパパが担当できるといいと思います。
沐浴が力仕事な理由は
①中腰、しゃがんだ姿勢で長時間いなくてはならない
②スペースが限られる
③首がすわるまでは赤ちゃんは横抱き
1つずつ、我が家でのケースを参考にしながら説明しますね。
我が家では浴室の洗い場にベビーバスを置き、僕はその横にしゃがみこんで沐浴させました。
①中腰、しゃがんだ姿勢で長時間いなくてはならない
沐浴の時、僕はお風呂用の低い椅子に座って、ベビーバスに向かってかがみこむ姿勢になります。下を向いての動作になるので、腰や腕に負担がかかります。
②スペースが限られる
浴室の洗い場にベビーバスを置くと、自分が座れるスペースは本当に狭いです。よっぽど広いお風呂がある家庭はよいですが、賃貸アパートのお風呂だとベビーバスを置いたら洗い場にはもうスペースがないことが多いと思います。我が家で使っていたベビーバスのサイズは、長さ63.4×幅40.7×高さ23.6cmでした。
③首がすわるまでは赤ちゃんは横抱き
赤ちゃんは首がすわるまでは体を立ててだっこすることができません。だっこするときは、赤ちゃんを地面と水平にして、片手で首と頭を支え、もう片方の手で腰からおしりを支えてあげます。お風呂の時は、首と頭を支えていない方の手で、頭・体を洗ってあげます。自分はしゃがみこむ姿勢をとりながら、ベビーバスから濡れた赤ちゃんを引き揚げる時はかなり重たく感じます。
1か月健診で、お医者さんに大人とお風呂に入ってよいと言われるまで沐浴というのが一般的のようです。たった1ヶ月、されど1か月。体力的に大変な沐浴は、パパが担当できるとよいと思います。
1-2 ママがゆったりお風呂に入れる
産後ママの体は思った以上に傷ついています。基本的な体力も減りますし、傷ができて痛む人もいます。睡眠も十分とれていないことが多いので、ママにはゆっくり休む時間を作りましょう。
赤ちゃんのお風呂をパパが担当してくれることで、ママはお風呂でゆっくり癒しの時間を過ごすことができますね。
1-3 お風呂で全身を観察!わが子の成長を実感できる
普段赤ちゃんの全身を見る機会って実はあまりありません。お風呂では、洋服を脱いで頭から足先までじっくり観察することができます。
手足がムチムチしてきたり、髪の毛が増えたなど全身をよく見られるからこそ、気づける赤ちゃんの成長ポイントがありますよ。
また、肌荒れしていないかなどのチェックも大切です。特に背中やおしりは重点的に観察しましょう。寝返りができるようになるまで、赤ちゃんは仰向けの姿勢なのでどうしても背面は見えにくいからです。
1-4 仕事復帰後もパパはお風呂担当を続けやすい
育休はいつか終わってしまいますが、子育てはまだまだ続きます。沐浴やお風呂は時間帯的に、仕事から帰った後でもやりやすい育児の一つです。
子どもが大きくなってくれば、お風呂で二人っきりの会話も楽しめます。うちの娘は、お風呂だけは絶対にパパと入るといってくれます。信頼関係が築けている感じがしてとてもうれしいです。
2.おすすめお風呂グッズ3選
赤ちゃんのお風呂って大人のお風呂とは違っていろいろとグッズが必要です。
僕が実際に使って、おすすめしたいグッズを紹介します。
2-1 ベビーバス(~生後2か月ごろ)を選ぶときは持ち運びを考えると◎
僕は、永和 新生児用ベビーバスを使っていました。
このベビーバスの良いところは、十分な大きさがあるので、赤ちゃんがある程度大きくなってからでも
沐浴させやすいところ。おしりの位置にでっぱりががついていますので、ここに赤ちゃんをまたがらせる姿勢にします。赤ちゃんの体が安定し、沐浴させやすくなります。沐浴中は、片手で赤ちゃんの首と頭を支えつつ、もう片方の手で体を洗ったり泡を流したりします。基本的に片手で何でもしなくてはいけないので、赤ちゃんの体が少しでも安定した方が安心・安全です。
もし、里帰り出産を予定されている人は、空気を入れて膨らませるタイプがおすすめです。とにかく持ち運びに便利です。
また、ベビーバスは使用せず衣装ケースなどで代用するアイディアもありますが、僕は個人的にはベビーバスはあった方がよいと思います。生後間もない赤ちゃんはふにゃふにゃで弱々しいので、安全に赤ちゃんをお風呂に入れてあげられることがとても重要だと思います。
2-2 〈お風呂マット〉使う時期は意外と長い!
赤ちゃんがベビーバスを卒業すると、大人と一緒に湯舟に入るようになります。体を洗うのも、大人と同様に洗い場でするのですが、大人が椅子に座っていると赤ちゃんを落としてしまう危険性があります。赤ちゃんを安全に洗うには床にマットを敷いて、その上で洗ってあげるとよいでしょう。
僕の家では薬局などで売っている一般的なバスマットを使っています。ある程度強度があるのに、ワンコインで買えるところが気に入っています。
ちなみに、このバスマットを使ってお風呂に入る時期は意外と長いです。ある程度自分で体を洗えるようになるまでは、椅子よりもマットの方が安全だと思います。
使っているとどうしても汚れてくるので、こまめに掃除して清潔にしておきましょう。
2-3 〈ペットシート〉お風呂あがりのおしっこ漏れ対策は万全に!
お風呂あがりは、体を拭いたり保湿したりやることたくさん!でもその間に、おしっこが漏れてる・・・ということを僕は何回も経験しました。
そんな残念なできごとを少しでもなくすために、ペットシートを活用します。
お風呂上りの赤ちゃんを、バスタオルを重ねたペットシートの上で着替えさせたり、保湿したりすればいいのです。万が一おしっこが出ても、シートが敷いてあればその下の布団やラグまで濡れることはありません。シートは使い捨てできますので、もし汚れても洗濯したりする手間がありません。
実は、ペットシートはオムツ替えの時もとても役立ちます。べとべとうんちの時も、おしりと洋服の間にペットシートをはさめば洋服が汚れてしまうのを防げます。
3.赤ちゃんとのお風呂に関するちょっとしたコツ
毎日の赤ちゃんとのお風呂を少しだけ楽に、楽しくするコツをご紹介します。
3-1 おふろのタイミング
うちでは、授乳後2時間半くらいしたらお風呂に入るようにしていました。
理由は、入浴後に再度授乳しておなか一杯になるとよく寝てくれるからです。
赤ちゃんはだいたい3時間おきに母乳/ミルクを飲みますので、授乳後2時間半というと赤ちゃんがおなかが減ってきたなと感じつつ機嫌は悪くないというタイミングです。そのタイミングでお風呂に入ります。服を脱がせたり、実際に入浴したり、入浴後のケアなどをすべてやると約30分くらいかかると思います。そうすると、前回の授乳から約3時間経過していることになり、赤ちゃんはお風呂のつかれもあって、母乳やミルクを飲みたがります。月齢にもよりますが、お風呂で体も温まっているのですんなり寝てくれることが多かったです。
僕の家では、入浴後赤ちゃんが寝ている間を親の夕食タイムにしていました。子育ては体力勝負ですので、食事の時間を落ち着いて取れると赤ちゃんが起きた時にゆとりをもって接することができます!
3-2 助産師さんから聞いた保湿のコツ
うちでは、保湿は乾燥しやすい時期に入ってから始めました。
理由は、夏の間に逆に保湿をしすぎて肌が荒れ気味になってしまったからです。
赤ちゃんは汗っかきですし、僕の住んでいる地域は夏の間全国屈指の多湿エリアです。産院の助産師さんによると、夏の間は気温や湿度が高いので保湿しすぎると逆に肌が荒れてしまう子が多いそうです。
保湿は大切とよく聞きますが、気候に合わせてやっていく必要があるようです。
また赤ちゃんによっても肌の状態は違いますので、その子にあったスキンケアができるといいと思います。
まとめ
パパがお風呂を担当すべき理由とおすすめのグッズ、ちょっとしたコツをお伝えしました。
よく考えてみると、子どもとお風呂に入れる期間はとても短いです。子どもが小さい間だけの、幸せな時間です。お風呂はハードルが高いと思うパパもいるかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください!